マレーシア ビジネススクールに行く!

会社員を辞めてHELP UniveristyのMaster of Executive Managementで学んでいます。

土曜から授業なのに教科書がまだ届かない件

英語クラス、無事に合格しておりました!HD1(A+)の成績で!といっても真面目にやってれば誰でも取れる。他のクラスメイトが不真面目過ぎたし。

そういうわけで土曜日からマスターの授業に合流することが決まりドキドキな日々を送っているわけだが、どうやら問題が発生しているらしい。なんと、教材屋から教科書が届かないというのだ。

ラマダン期間はイスラム教徒は働きが鈍るそうだがそういうことも関係しているのか?それにしても、ただでさえ難しい授業に難しい教科書を使うのだから授業前に一度は読み通しておきたいんだけど…。普段なら1週間前には届いているのにまだ来ない。

少なくとも今日には届いてもらわないと徹夜で読まないといけない事態にもなりかねない。断食で辛いのはわかるけど、教科書は届けて欲しいな…。

フランス語クラスに参加してみた

6月20日に英語クラスの成績発表で受かっていれば25日から修士課程に入学できる。つまりそれまで休暇で暇なのだ。

寮の掲示板に語学クラスのお知らせが貼ってあって3回 RM35(1000円くらい)というので、友達でもできたらいいなぁと参加してみた。

アルファベットの読み方や挨拶から学ぶ超初心者向けのクラスです。私の学部では第二外国語を選択することができず英語のみだったので、初めての第二外国語ということで楽しかったです。

ノートやペンは使わず、習ったばかりのフレーズを近くの子とひたすら練習するという形式だった。10人ちょっと参加していたけどもれなく全員ティーンなのであった!ちなみに全員マレーシア人でした。

フランス語より、クラスの形態より、何よりも驚いたのがマレーシア人のコミュニケーション能力…。

完全初対面の外国人である私ですが、接し方がもう何年も前から知ってる友達かっていうくらいの距離の詰め方。一人だけがそんな感じなら性格かとも思うけどクラスのみんながそんな感じだった。バリバリ人見知りの私ですが、一切の疎外感を感じることなく終了。クラスが終わってバス停で一人バスを待っていても、通りかかったクラスメートが挨拶してくれるのでなんだか新鮮でした。

今まで留学生ばかりのクラスしか受けていなくてマレーシア人と絡む機会が無かったのですごく楽しかったです。
初対面の人とのコミュニケーション取り方、勉強になりました。

丸一カ月過ごしてかかった生活費を考察してみる

どうも精神的に不安定な感じが続いていましたが、実家に電話して楽になったのでどうやら26にもなってホームシックだったようだ(爆笑)

5月の丸一カ月をクアラルンプールで過ごすことができたため、一カ月で実際にかかった生活費を考察してみたいと思う。

基本情報

  • 現地の食事が合わずほとんど日本食か欧米食しか食べない
  • 移動手段はよほどのことが無い限り公共交通機関
  • 家賃(電気・水道代込)は4月に3か月分まとめて支払い済みの為除外
  • 学費含まず。
  • 両替時のレートから算出しているため一円単位。

支出まとめ

趣味(本) ¥7,955
食費・日用品 ¥32,261
PC関連(周辺機器・充電器等) ¥5,597
交通費(タクシー・バス) ¥4,894
携帯代 ¥1,649
その他(補正) ¥6,687
合計 ¥59,043

※詳細をご覧になりたい方は上記メニューバーの中から「支出公開中」にアクセスください。

食費・日用品内訳

飲み物・カフェ ¥5,225
食事 ¥16,812
日用品・雑貨(スーパーでの支出含む) ¥4,813
¥3,531
年会費・会費(紀伊国屋・伊勢丹・JuiceWork) ¥1,824
その他(トイレチップ) ¥56
食費・日用品合計 ¥32,261

考察

生活費が住居込で45,000円と聞いていたが、住居別で6万も消費している。寮費は2万程度のため実質8万くらいか…。
想像していた金額の倍近くかかっていたので、最も割合を占めている食費・日用品を分析。

日本食(基本的に現地食より高い)しか食べていない割りには17,000円程に収まった。
高いと言っても日本で食べる金額よりは安いことと、一食の量が多いため夕飯を食べなくて済むことが要因だと考えられる。
ここは確実に日本の方が支出が大きかったためマレーシアの利点が働いているようだ。

しかし、マレーシアだからこそ飲み物・カフェ代が高額という結果に。
5月前半は飲み物を全て購入していて、特にJuiceWorkでのシェイクばかり飲んでいたのでこんなことに。
数回ではあるけどクラスメイトと休み時間にスタバに行った事も大きいかな…。
現地の人を見習って最近はボトルに水出し緑茶を入れて持ち歩くことにしている。
来月はここまで高くならないはずだ。

年会費や雑貨、PC周辺機器など、生活の初期投資が今回地味に効いている…。
本もちょっと買い過ぎた感が否めないし…。

交通費は用事があって、公共交通機関が終了したあとに遠い場所からタクシーでの帰宅だったため結構かかってしまった。
プリペイドカードへの多めのチャージもしたので6月はあまりかからないはず。

削れそうな所をざっとみただけで45,000円になりそうだ。
寮費を入れたら65,000円かな。

まとめ

私が日本で使ってたお金の半分以下の支出で終わった。
生活スタイルも変わったとはいえ、生活費が安いというのは本当のようだ。
しかし、5万円程度で生活できるとの期待は大きく外れてしまったのだった…。
これは貯金が足りるかかなり心配になってくるレベルの誤差だけどどうするか(´∀`)

隣の国出身のルームメイトと壁を感じた瞬間

私が今参加している英語クラスは半分が韓国人である。デリケートな話題になるので彼らとは現代の文化のことしか話をしない。歴史については何が本当か嘘かわからないので、論争しても仕方ないし触れたくないというのが本音である。


就活にはTOEICの点数も大事だとか、英語ができなくて悩んでいる国民が多いとか、生活習慣なんかも何かと共通点がある。タイムゾーンも同じで物理的距離も近ければ文化が似てくるのは当たり前か。クラスにいる子達はみんなフレンドリーだし、日本に対してネガティブな発言ばかりする大統領みたいな考え方の子はいないんだと認識した。あれは政治の世界の話で「国民レベルでは関係ないよね」と。中国政府には良いイメージはないけど中華料理も好きだし中国人の友達も大好きなのと同じ感覚かと思う。


ただ何気ない冗談だったんだと思うけど、今日一人の女の子がした発言が引っかかったままだ。というよりそれが私のルームメイトだったので余計に気になっているのだと思う。


韓国人の女の子が自国の紹介をしていた時のこと。「Koreaは1948年に分断して南と北に分かれました。私は正確にはSouth Koreaの出身です。」という説明をしていた。その子自身は後半のことをいうために、前半のことに触れただけだった。なのだが、うちのルームメイトが日本人の男の子を指して「この子のせいでね!」と笑ながら言った。言われた本人は違う子と話していたので聞いてなさそうだったけど、私は正直驚いてしまった。一瞬あの大統領と被って見えてしまったからかもしれない。考えすぎだとは思うけど、日本の責任だと思っていた事実が「そんな国出身の私と同室になって本当は嫌なんじゃないのか」と考えてしまった。


外では明るいのに部屋では全然喋らないから、お互いに気を使わなくていいと思っていたけどちょっと違う意味だったかもなんて考えたり。この辺りは私も自分の世界に入ってしまうタイプなのでお互い様だが。別に害があるわけじゃないけど、少しもやもやしてしまったので書いた。私は過ぎてしまったことは仕方ないし言い分も色々あると思うので、これから仲良くしていく方法を模索したいタイプなのだが…ちょっとルームメイトと壁を感じた今日の授業。

マスターの授業に初参加

私の専攻はExecutive Managementではあるが、内容的にはほとんどMBAと変わらないため授業もMBAと合同のものが多い。
ということで、条件付き入学なのでまだ正式にはコースに登録していないけど授業に参加しても良いよ、ということだったので本日初めて行ってきた。
多くの学生がフルタイムで働いているため、土日に9時から5時まで授業があり、セッションは平日6時半から9時まで週2日あるらしい。
私はまだ成績が付かないので今日と明日の講義に参加させてもらうことになっている。


リーダーシップの授業で、先生はシンガポール生まれのカナダ人。
学生は中東系からアフリカ系から、やっぱり中国人が多いのだけど、国籍は様々。日本人は私以外に一人。
男女比は半々で、MBAと合わせて20人から30人くらい参加していたように思う。


感想は「とにかく面白い」。


リーダーシップとは、良いリーダーとは、リーダーとマネジャーに違いはあるか、等々常に意見を述べることを求められる。
先生はアジアだけでなくニューヨークやイギリス、カナダでも教えていた方なので、テレビの中で見たことがあるようなディスカッション型の授業をする。
どれも正しい答えは一つと限らないため、意見や疑問、他の子の発言に対する感想や反論、国籍や年齢が様々だからこそ考えつかないような意見が出てくる。これがおもしろい。
先生が意見に対し、完全に間違えているもの以外は否定しないため発言しやすいのもある。


英語のクラスはみんな結構受け身だしグラマーの授業とかつまらなすぎて4時間が長いけど、今日の授業は9時から4時まで30分の昼休憩以外はほぼ休憩なしでも短く感じた。
これがマスターの授業かと思うと感慨深い。心配していた英語力も大して問題なさそうだしなんとかやっていけそう…かな。


6月中頃から正式スタート予定だけど、これはMEMだけのクラスで5人程度の小さなクラスらしい。
少人数クラスなので、もっと受けやすいのではと予想している。
いずれにしても今日は貴重な体験ができて、自信にも繋がったので良い収穫だった。
明日は後半戦なので内容がどんどん難しくなるけど頑張ってついていきたい。


それより問題は大量の英語クラスの課題である…。終わるかな…。