日本人に限らず、留学生みんなバスに乗るのを怖がる人が多い。
車両は新しくて綺麗だし、変な人に遭遇したりすることもなく、私は見ず知らずの人と二人きりになるタクシーよりも幾分も安全だと思っているが…。
怖がる原因は間違いなく「車内アナウンスが無くどこで降りたらいいかわからない」だと思う。
ホームページを見てもバス停の名前だけで路線図も書いていないし、
バスの乗り方
マレーシアのバスは前から乗って後ろから降りるのが基本だ。
料金は乗るときに支払う。
現金で乗るとき
運転手に行先を告げると値段を教えてくれるので言われたとおりに、金属の箱に入れる。
気を付けたいのが運転手はお金に触れてはいけないという決まりがあるので車内での両替やお釣りをもらうことはできない。
乗る前に1リンギット札数枚と50センがあるか確認してから乗るようにしましょう。
料金は距離で決まりRM1からRM5までRM0.5刻みで上がっていくが、市内ではRM3を超えることはまずない。
お金を払うとレシートのようなものをもらうのでそれを貰ったら座席につく。
降りるときはボタンを押してそのまま降りればOK。
プリペイドカードを使って乗るとき
クアラルンプールでは大きく2種類のプリペイドカード、Myrapid CardとTouch 'n Goがある。
もし新しく手に入れる場合は使える範囲が広いTouch 'n goをオススメする。
(KL SentralではTouch 'n go Hubが駅とNu Sentralの2階 L2.07にあるのでここで購入する)
この動画の1:06くらいからゆっくりと使い方が見れるが、乗るときにタッチ、降りるときにもタッチする。
乗るときにRM3が引かれ、降りるときに差額が戻ってくるので最低RM3が入っていることを確認してから乗る。
リロードはHUBやセブンイレブン、Watsonsなんかでできる。
降りる際のタッチで表示されている料金は実際に支払った金額である。
忘れずにタッチするようにしましょう。
プリペイドカードで支払うと料金が20%オフになるという利点もある。
※たまに反応が悪く何度も失敗することがあるが前も後ろもどちらも同じなので、前の機械で反応しなければ後ろへ移動してタッチすると良い。
※Myrapid Cardは上半分にチップが、Touch 'n goは右下のロゴがついているところあたりにチップがあるのでそこを押し付けるようにするとうまくいく。
バスのルートを地図で確認する方法
出典:Buses in Klang Valley - Wikipedia, the free encyclopedia
ここから本題に入る。
スマホではなくパソコンから作業をして頂きたいと思う。
ややこしいのでKL SentralからHELP Univeristyにバスで行く方法を例に確認していこう。
バスにはそれぞれ番号が書いてあるため、行先表示ではなく番号を確認して乗らなければいけない。
1.行きたい場所近くにあるバス停をグーグルマップで確認する
グーグルマップにはバス停の表示がある。
水色のバスマークをクリックするととまるバスの番号が表示されるのだ。
実はこの番号、変更前の旧番号であるため同じ番号のバスは来ない。
旧番号ではU82とU83が来るようだということだけをここでは確認する。
2.公式ウェブサイトから新しい番号を確認する
www.myrapid.com.my
上記から旧番号と新番号の対照表が見れる。
左が旧番号で右が新番号だが、U82は800に変わったことがわかる。
U83は記載自体が無くなっているためバスが無くなったということだ。
つまりHELP Universityに行くには800番のバスが一番近くにとまることがわかった。
実際は800番のバスに乗れば到着するということだ。
3.バスルートの確認方法
旧番号の時は公式サイトからマップを確認することができたのだが、新番号ではできない。
番号は変わっているものの、ルート自体はほとんど変更が無いため旧番号で検索していこう。
http://jp.myrapid.com.my/route/#route=U82
「http://jp.myrapid.com.my/route/#route=旧バス番号」でルートが見れるのだ。
試しに上のリンクをクリックしてほしい。
これでバスのルートがわかったので、グーグルマップ上で「この建物が見えたら降車ボタンを押す」というのが確認できる。
初めての土地でバスを乗るときでも安心して乗れる。
最後に
バスには時刻表が無い。
よく来るものだと15分に1本、少ないもので1時間に1本だが朝夕の混雑時は少し読めない。
気長に待っていればいつか来る…。
急いでいる時には使いづらいが、流しのタクシーを捕まえるよりは遥かに安全な乗り物だ。
(タクシーに乗るときは必ずGrabかUberのアプリを使って捕まえましょう!流しは危険です)
慣れると便利な乗り物なので最初はドキドキするかもしれないが、安くて良いので是非使ってみてください。